個人旅行のアイデアノート

行きたい旅行先の予算計画をまとめています

宮崎旅行 日向市 大御神社と鵜戸神社:日向灘の潮風が爽やかなパワースポットでした

宮崎市内から車で北へ約1時間。日向市内にある大御神社への観光の様子をお伝えします。

大御神社は「天照皇大御神(アマテラススメオオミカミ)」をご祭神とする神社で、本殿・幣殿・拝殿は1999年に国の登録有形文化財に指定されています。

境内から日向灘を一望できるこの大御神社は、地元では「日向のお伊勢さま」とも呼ばれ親しまれています。境内には日本一大きなさざれ石、亀岩、鵜戸神社などの見どころが多数あり、ぜひ一度は訪れておきたい宮崎の観光スポットの一つです。

 

 

大御神社境内。本殿と龍神の霊、さざれ石

宮崎市内から車で約1時間のドライブで、大御神社の駐車場に到着しました。車を停めて駐車場に降りると、ほんのりと潮の香りと波の音が聞こえてきます。

 

神社の入り口にある石造りの大鳥居の前で一礼し、境内に進んでいきます。

 

大鳥居をくぐってまっすぐ進むと、右手に一つ目の見どころである「亀岩」と大御神社の本殿が見えてきます。約1500万年以上前の地殻変動で海底が大きく隆起した地形が、長寿の象徴ともいえる亀のように見えることが由来です。

 

玉砂利が敷き詰められた境内をじゃりじゃりっと踏みしめ、さっそく本殿にお参りします。神社といえば森に囲まれた山の中にあることが多いですが、ここは海に面したロケーションで、潮の香りと波の音、時々聞こえるトンビの鳴き声を聞きながらの参拝はすごく新鮮に感じました。

 

本殿から奥へ進むと、次の見どころ「龍神の霊」と「さざれ石」があります。
龍神の霊」は、約5000年前の縄文時代に人々が龍神信仰をしていた古代遺跡で、龍玉を抱えて守る龍神の姿のように見える遺跡です。現物はぜひ現地で見てみてほしいです。

 

龍神の霊のすぐ隣には、日本一大きなさざれ石があります。正確には、私たちの国歌「君が代」にも歌われている「さざれ石の岩」で、波に寄せられた細石が長い年月をかけて岩になったものです。この大御神社境内にあるさざれ石は、日本国内で一番大きなさざれ石の岩と言われています。
このさざれ石の岩ができるのに一体どれだけの時間がかかったのか……と想像するだけで、時間を忘れて眺めてしまいました。

 

鵜戸神社で天に昇る白竜を目撃する

古事記』に登場する五柱(鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアヘズノミコト)など)をご祭神として祀った神社です。
大御神社の本殿から、先ほどの龍神の霊とは逆方向に向かって日向灘を眺めながら歩いていきます。
Googleマップで「鵜戸神社」と検索すると、日南市にも同じ名前の神社(こちらも有名な神社です)が出てくるため、スマフォのナビを利用する際は注意が必要です。

 

小高い丘を越えた先で、鵜戸神社に向かう階段を下りていきます。石段がかなり急になっているところがあるので、手すりをしっかり使い、落ち着いて下りていきます。

 

岩の間にできた洞窟の奥に鵜戸神社があります。足元がかなりごつごつしているので、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。

 

足元に注意しながら洞窟の奥まで進んでいくと、小さな神社が見えてきます。

 

そして、社の前で振り向くと……天に昇っていく白竜を見ることができます。この岩窟内は、付近に祀られている龍神の体内と考えられており、古来の祭祀場として使われていたそうです。
古代からこの景色が信仰の一部だったのだろうな、と思いながら眺める白竜は今にも天に昇っていきそうで、何とも言えない不思議な感覚になりました。

 

大御神社、観光のまとめ

見どころがたくさんある大御神社の散策の様子をお伝えしてきました。神話の時代の神が祀られた神社と日向灘のコラボレーションを味わうことができるこの場所は、何万年も前の歴史に思いをはせながら風景を楽しんだり、散策を楽しんだりと、時間を忘れて過ごすことができる日向市内のおすすめスポットだと思います。

 

 

宮崎空港から大御神社までのルート

 

 

↓参加ブログランキングはコチラ。クリックして応援して頂けると励みになります

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村

 

関連記事

 

宮崎市のホテル「シェラトングランデ」の宿泊レビュー記事です。

take-mikazuchi.hatenablog.com