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山形県尾花沢市の銀山温泉。真夏の8月に避暑に訪れたらレトロな街並みを快適に楽しめた

銀山温泉は、山形県尾花沢市にあるレトロな街並みに癒される温泉街です。夜になるとガス灯を模した橙色の灯りが街並みを照らし出し、大正時代にタイムスリップしたような風情を味わうことができる人気の観光スポットです。

今回の記事では、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の温泉街のモチーフになったとも言われているこの銀山温泉に、真夏の8月に訪れた際の様子をお伝えしていきます。

 

銀山温泉の8月の日中の様子。銀山川のせせらぎを聞きながら街並みを楽しむ

銀山温泉入口付近には足湯スポットがあり、川のせせらぎに耳を澄ませながら、銀山温泉までのドライブで疲れた足を癒すことができます。

温泉街内に宿泊予定がない場合は、タオルを持参することをお勧めします。宿泊予定がある方は、宿でタオルを貸してもらえるところも多いので、事前に相談してみると良いでしょう。

 

温泉街の至るところに、写真映えするスポットがいくつもあります。街並みをふらりと観光しながら、お気に入りの場所を探してみるのも楽しいでしょう。

 

温泉旅館が立ち並ぶ街並みは約500メートルと、規模はそれほど大きくありませんが、個性的な温泉宿やお土産屋さん、カフェなど、見どころがたくさんあります。明治・大正時代にタイムスリップした気持ちで、のんびりと散策を楽しみました。

 

温泉街の真ん中を流れる銀山川の様子です。上流からの清流がさらさらと心地よい音を立て、癒しの時間を提供してくれます。川にはたくさんの川魚が泳いでいて、橋の上からしばらく見とれてしまいました。

 

「酒茶房クリエ」で時間を忘れてレトロな喫茶体験

銀山温泉街には、イートインができるカフェやお土産屋さんがいくつかあります。その中でもひときわ目を引いたのが「酒茶房クリエ」です。

最初に通りかかったときはお店の前に行列ができていましたが、少し散策をしてから再び訪れてみると、人が少なくなっていました。やった!と思い、さっそく入店してみました。

 

店内に入ると、玄関マットがすでに良い雰囲気を醸し出しています。入り口の脇には、郵便ポストをモチーフにした装飾があります。

 

店内は1階と2階にイートインスペースがあり、どの席も良い雰囲気でした。入店したタイミングは日帰り観光の方が帰り始めた時間帯で、席に余裕がある時間帯だったようで、せっかくなので2階の眺めの良い席に案内をしてもらいました。

 

ひととおりメニューを眺めて、「今、私たちは何を喫茶したいのか…」と考えながら、冷コーとクリームソーダ、そしてプリンという、レトロな喫茶店で個人的に3大注文したくなるメニューをオーダーしました。

お店の雰囲気そのままの、固めで甘さ控えめなプリンとクリームソーダの組み合わせは鉄板で、銀山温泉の街並みを眺めながら、ゆったりと堪能しました。

 

銀山温泉の夜。ガス灯の柔らかい灯りに照らされる街での夕涼み

旅館で夕食を済ませてから、今回の旅のメインイベントである夜の銀山温泉の散策に出かけました。澄んだ夜風に当たりながら、暖かい灯りに照らされた街並みと銀山川を眺める散歩は風情があり、旅館に戻るのが惜しく感じられます。

 

夜になると日帰りのお客さんが帰り、私たちのような宿泊客だけになるため、落ち着いて散策できるのも魅力でした。温泉街は宿の浴衣と下駄で歩くこともできます。カラコロと下駄を鳴らしながら眺める夜の銀山温泉は、本当に時が止まった世界にいるような気分になります。

 

銀山温泉の旅館は、夜のほうがそれぞれの特徴が際立ち、昼間に散策したときには気づかなかった新たな発見があり、面白いです。

こちらは旅館「昭和館」の外観で、一か月ごとの様子を描いた絵が飾られており、大正時代の様子に思いをはせながら、一軒ずつ時間をかけて見て回るだけでも十分楽しむことができました。

 

夏の銀山温泉付近の観光スポット

銀山温泉街のさらに奥、銀山川の上流には、いくつか魅力的な観光スポットがあります。夜間には一部のスポットがライトアップされますが、閉鎖される場所もあるため、散策や観光は明るいうちに行うのがおすすめです。

銀山公園はこじんまりとした広さですが、豊かな緑に囲まれたスポットです。

 

山形の銀山温泉付近では、8月にアジサイの見ごろを迎えます。関東や関西などではすでに見ごろが終わっているアジサイを、この時期に改めて鑑賞できるのは、ちょっと嬉しい気持ちになります。

 

公園内を奥に進むと、「白銀の滝」が見えてきます。滝に近づくと、周辺と比べてぐっと体感気温が下がり、深呼吸をしたり、澄んだ川の流れを眺めたりして、平野部の真夏をしばらく忘れられる時間を過ごすことができます。

…はしゃいだ写真でごめんなさい…

 

銀山温泉 夏の観光まとめ

一度は訪れてみたい景勝地銀山温泉銀山温泉の観光は、どちらかというと冬場が人気で、雪景色と大正レトロの街並みのコラボレーションが有名です。その分、宿の価格も高騰する傾向がありますし、日帰り観光でも入場規制が導入されるなど、手軽にふらりと…というわけにはいかなくなります。

今回紹介したように、夏場に訪れるのも、ちょっとした避暑を兼ねた観光として、ゆったりと風情を楽しむことができるアイデアではないかと思います。皆さんの旅行の参考になれば幸いです。

銀山温泉ウェブサイト:銀山温泉 公式サイト (ginzanonsen.jp)

 

銀山温泉街、入口の案内所から温泉街一番奥までの散歩ルート

 

JR山形駅から銀山温泉までのルート(車で約1時間半)

 

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