個人旅行のアイデアノート

行きたい旅行先の予算計画をまとめています

宮城県観光。松島で国宝「瑞巌寺」と「五大堂」参拝。伊達政宗の足跡をたどる

巌寺の成り立ちは諸説ありますが、戦国時代のあと、1600年代前半に伊達政宗によって再建され、伊達家の菩提寺として知られています。そして瑞巌寺のそばには、松島のシンボルである五大堂があり、こちらも同じ時期に伊達政宗によって再建されました。

今回の記事では、この瑞巌寺と五大堂の散策の様子をお伝えします。松島観光の際の参考になれば嬉しいです。

 

瑞巌寺観光。質実剛健に整えられた庭園と本堂、そして宝物館はみどころだらけ

松島を巡る観覧船のりばの近くに、瑞巌寺に向かう参道の入り口があります。その入り口には大きな石碑があり、それが目印となっています。

 

石碑を左手に見ながらまっすぐ進むと、瑞巌寺の総門が見えてきます。この総門をくぐって左側には、看板猫「みーちゃん」の詰め所があります。みーちゃんは気まぐれな猫ちゃんだそうで、私は残念ながら出会うことができませんでした…。

 

総門を抜けてさらにまっすぐ進んでいくと、本堂と宝物殿があります。総門から本堂までの道中には、まっすぐ天に向かって伸びる杉の木々が立ち並んでおり、「この道を伊達政宗も歩いたのかな」と想像しながら進んでいきます。

本堂と宝物館の拝観には入場料が必要です。入り口付近で入場券を購入し、さらに奥へと進みます。

 

瑞巌寺本堂と宝物館内では写真撮影には特別な許可が必要なため、写真での紹介はできませんが、本堂では、各広間のテーマごとに描かれた襖絵や、天井の構造などの解説を楽しむことができます。

また、庭園の見どころとして、臥せた龍のように見えることから「臥龍梅」と呼ばれる梅の木があります。私たちが訪れたのは8月で、花が咲いている様子は見られませんでしたが、その名の通りの姿にしばらく見惚れてしまいました。

宝物館では、重要文化財である五大明王像などの仏像をはじめ、刀や絵画、茶碗などの美術工芸品が解説付きで展示されています。当時のやり取りが記された手紙も多数展示されており、解説文を読みながら、その時代に思いを馳せていました。

 

五大堂で十二支を見る

松島の五大堂へは、松島湾にかかる2本の朱塗りの橋を渡って向かいます。

 

二つ目の橋は「透かし橋」と呼ばれており、その名のとおり板張りに多くの隙間が空いた橋です。隙間が広いため、少し不安になることもあります。私たちが訪れた際は、前日からの雨で足場が濡れていたので、かなり慎重に渡りました。

 

透かし橋を越えて五大堂に到着しました。お堂自体はきらびやかでも壮大でもなく、こじんまりとしたものでした。しかし、よく観察してみると、十二支をかたどった梁を支える蟇股など、細かな意匠が施されており、ぐるりと一周しながらその美しさを楽しみました。これで瑞巌寺と五大堂の観光を締めくくりました。

 

松島観光。瑞巌寺と五大堂まとめ

日本三景のひとつ、松島。今回は、その松島湾岸にある瑞巌寺と五大堂の観光の様子をお伝えしました。五大堂を間近で見ることができましたが、離れた場所から松島湾にたたずむ姿を眺める方が、より風情があるように感じました。瑞巌寺では、看板猫のみーちゃんに出会うことはできませんでしたが、本堂や宝物館には見どころが多く、時間をかけてゆっくり拝観したい場所でした。

 

瑞巌寺

拝観料 : 大人700円、小人400円

拝観時間: 8:30~15:30(夏季は17:00)

瑞巌寺ウェブサイト

国宝 瑞巌寺

 

五大堂 ※車いすでは透かし橋を渡ることが出来ないので注意が必要です

拝観料 : 無料

拝観時間: 8:30~17:00

松島観光協会ウェブサイト:五大堂

五大堂 | 観る・遊ぶ | 日本三景松島-松島観光協会

 

仙台空港から五大堂、瑞巌寺までのルート(車で約40分)

 

↓参加ブログランキングはコチラ。クリックして応援して頂けると励みになります

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村

 

関連記事