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ホテル価格のインフレ最新情報:2023年と2025年を比較してわかった旅行先選びのポイント

ある日の午後、次の旅行の計画を立てていたら、ホテルの料金って最近どうなっているのかな…と気になり、2023年時点の情報と比べてみることにしました。

2024年末現在、世界でも日本でも「インフレ」という言葉を聞かない日はほとんどない状況です。そんな中、旅行予約の際にホテルの価格が以前より高くなったと感じたことはありませんか?

読んでいただいた方の次回の旅行先のアイデアになれば嬉しいです。

 

比べてみるのはヒルトン。日本国内と海外主要都市を調べてみる

2023年に日本の主要都市と海外の主要都市の週末土曜日の1泊料金を調査しました。前回は2023/10/28(土)からの1泊分、今回は2025/10/25(土)からの1泊分の最低宿泊料金をヒルトン公式サイトで調査しました

日本国内では東京をはじめとする5都市、海外ではバンコク(アジア)、ロサンゼルス(北米)、ロンドン(ヨーロッパ)など計11都市を比較しました。

 

日本国内の東京vs地方都市。大都市ほど値上がり率が高い

今回調査した都市の中では、最も1泊の価格が高かったのは北米のニューヨーク:ヒルトン・ニューヨーク・タイムズスクウェアで、次いで日本の東京:ヒルトン東京という結果になりました。続いてロンドン:ロンドン・ヒルトン・オン・パークレーン、2025年万博開催予定地の大阪:ヒルトン大阪と、世界の中でも大都市が名を連ねています。

また、東南アジアのバンコクヒルトン・スクンビットバンコクは、ホテル宿泊費という観点では依然として割安なことがわかります。

 

続いて、2023年と2024年に調べた際の円換算での価格上昇率についても見てみます。価格上昇率では、上海:ヒルトン上海虹橋とミラノ:ヒルトン・ミラノが上昇率上位で、それぞれ150%以上の上昇率を記録しました。ミラノはユーロ圏の他の都市と比べて突出した上昇率のため、イベント需要による一時的な要因が影響している可能性があります。また、価格ではほぼ最下位だったバンコクも、実はかなりの上昇率を示しており、徐々に割安感が薄れている点も見逃せません。

さらに、今回調べた16都市のホテルの中で、名古屋:ヒルトン名古屋シドニーヒルトン・シドニー、ロサンゼルス:ヒルトン・ロサンゼルス・サンガブリエルの3都市については、上昇率が100%を下回っている点も注目すべき特徴です。全体としてインフレ傾向が明らかではありますが、ホテル宿泊費という観点では割安に旅行できる都市もまだ残っています。地方都市はお宝の旅行先が潜んでいるかも!?

 

ホテル価格1年前と比べてみた…考察と感想

都市部のインフレは毎日のニュースで耳にしない日はないほどで、それがホテル宿泊費に如実に反映されていることがわかります。インバウンドの増加によって、大都市のホテル宿泊費は著しく上昇していることが確認されました。

その反面、地方都市は比較的価格が安定しており、割安で旅行を楽しむことができる都市も、探すことで見つかる可能性があります。

地方都市も大都市も等しく価格が上昇しているのではないか…と漠然と考えていました。しかし、実際に調べてみると、大きな上昇率を示す都市、上昇しているもののその上昇率がそれほど大きくない都市、さらには若干下落している都市もあり、旅行先によって特徴が大きく異なることがわかりました。

今回はヒルトンに絞って調査しているため、この傾向がすべてのケースに当てはまるわけではないと思いますが、旅行の際には「行きたい都市」を選ぶというスタイルに加えて、「割安で楽しめる都市」を探してみるのも一つの方法かもしれません。

皆さんはこの結果についてどう思いますか?旅行計画の参考にしてみてくださいね!

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