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★★★★☆映画『AIR/エア』ネタバレなしの感想。ナイキの軌跡と「エア・ジョーダン」の誕生物語

映画『AIR/エア』は1980年代のアメリカ、今では誰もが知る企業であるナイキがバスケットシューズエア・ジョーダン』を生み出した過程を描いた作品です

アメリカの映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」では評論家331名から93%の支持を得ており、一般視聴者の満足度は98%に達しているなど、非常に高い評価を受けています

www.rottentomatoes.com

そんな映画『AIR/エア』をネタバレなしの感想をお伝えします

 

映画『AIR/エア』の情報

あらすじ(公式サイトより引用)

1984年。シューズメーカーのナイキは人気がなく低迷が続いていた。営業のソニーは、CEOからバスケットボール部門の立て直しを命じられる。妙案が浮かばず苦悩するソニーは、ある時1人の選手に目を付ける

映画『AIR/エア』の感想

映画を観ている間、ベン・アフレックマット・デイモンの共演は終始心地よいものでした。また、マット・デイモンが中年太りの体系になっているのを見て、大沢たかおが映画『キングダム』で見せた変貌ぶりに匹敵するほどの衝撃を受けました。ちなみに、この映画のためにマット・デイモンは10kg以上体重を増やしたそうです。一方で、マイケル・ジョーダンを描く手法は絶妙で、彼の顔が見えそうで見えない描写は、まるで「アド街ック天国」を観ているような感覚、ある意味最後までハラハラさせられました

ベン・アフレックが演じるナイキの共同創業者フィル・ナイトは、人間味溢れるキャラクターとして、その豪快な生き様に心地良さをもたらします。また、マット・デイモンが演じるナイキのバスケットボール部門の企画担当者ソニー・ヴァッカロは、くたびれた中年の姿でありながら、フィルやジョーダン一家の期待に応えようと奮闘する姿に、内心「がんばれ!」と応援したくなります

物語はエア・ジョーダンの発売が市場にもたらした革命的な影響にも触れ、製品開発の苦悩を多面的に描き出しており、その深みに魅了されます。さらに、ベン・アフレックがスーツにバスケットシューズを合わせたスタイルは非常に洗練されており、視聴後はナイキのスニーカーを買いたくなると思います!

 

映画『AIR/エア』は人にオススメ出来るか

人にオススメしたい度★★★★☆

映画に登場する時期のナイキの時価総額アディダスよりも圧倒的に低かったのですが、1998年にはアディダスと肩を並べ、2023年現在、ナイキはアディダスを大きく上回っています。ナイキの躍進の原点を描いたこの作品は、ビジネス映画としては、これまでに観た中でも特にお気に入りの一つです。たとえば『下町ロケット』のような日本のドラマが好きなら、きっと気に入るはずです

また、ドラマ映画としても、マット・デイモンベン・アフレックは幼馴染で、1998年公開の『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で共同で脚本を仕上げた仲です。そんな二人の関係性が画面を通じてにじみ出ているのか、観ていて爽快な気持ちになれます

 

 

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