黒島は石垣港離島ターミナルからフェリーで約30分の距離にある離島です。人口よりも牛の数が多いことで有名です。
石垣島から訪れることができる人気の離島には竹富島、小浜島、そして西表島がありますが、黒島は旅行者がそれほど多くないのですが、実際に訪れてみると見どころが満載だったので。その魅力をお伝えします。
今回の記事では、そんな黒島へのアクセス方法、離島内での移動のおすすめ、そして観光のモデルコースを紹介します。
黒島の情報
黒島は石貝島の南西約20kmに位置し、沖縄県八重山郡竹富町に属しています。上空から見るとハート形をしていることから、「ハートアイランド」とも呼ばれます。牛の牧畜が主な産業で、「人よりも牛が多い」という特徴がある島です。
面積は約10km2で、石垣島からアクセス可能な他の有人離島と比べてみると、竹富島は約5.5km2、小浜島は約8km2、波照間島は約13km2、西表島は289km2です。西表島を除くと、黒島は比較的広い方ですが、他の離島に比べて旅行者が少なめで、静かな離島の雰囲気を満喫できるのが魅力です。
石垣島から黒島への移動方法(フェリー)
石垣島から黒島への移動は、石垣港離島ターミナルからのフェリー定期便を利用します。フェリーの定期便は「八重山観光フェリー」と「安栄観光」の2社が運航しています。
運賃と運行スケジュールは定期的に更新されるため、出発前に各社の公式ウェブサイトで最新情報を確認することが重要です。また、天候により欠航することもあります。
チケットは石垣島で往復購入すると便利で、少し割安になる場合があります。これにより、離島散策後にスムーズにフェリーに乗船できます。
「八重山観光フェリー」では、1日に3回の往復便があり、所要時間は約30分です。往復料金は大人が3,250円、子供が1,660円となっています。(2024年時点)
石垣発 | 黒島着 | 黒島発 | 石垣着 | 備考 |
---|---|---|---|---|
8:30 | 9:00 | 9:10 | 9:40 | |
12:00 | 12:30 | 12:40 | 13:10 | |
16:30 | 17:00 | 17:10 | 17:40 |
「安栄観光」も一日3往復で、所要時間は約30分、往復料金は大人3,250円・小人1,660円です。(2024年時点)
石垣発 | 黒島着 | 黒島発 | 石垣着 | 備考 |
---|---|---|---|---|
8:00 | 8:30 | 8:40 | 9:10 | |
12:55 | 13:40 | 13:50 | 14:20 | 石垣→黒島間は竹富島を経由 |
16:00 | 16:30 | 17:25 | 17:55 |
石垣港離島ターミナルから黒島への日帰り観光モデルコース
日帰りの場合はお昼のフェリーがおすすめ
黒島への日帰り観光をする場合、朝一の便で出発し、お昼に石垣島へ戻るか、またはお昼に出発して夕方に戻るかの選択肢があります。石垣島でのホテルの朝食も旅の楽しみの一つなので、個人的には、お昼の便で黒島に行き、夕方に戻るスケジュールをお勧めします。
私たちは八重山観光フェリーを利用し、12:00に石垣島を出発し、17:10に黒島を出発するスケジュールで訪れました。
石垣港離島ターミナルでは、「マリアシェイク」をぜひ飲んでおきたいです。出発を待つ間にマリアシェイクを楽しむのは、旅の素敵なひとときです。
出発時刻が近づくとアナウンスが流れるので、その指示に従って指定された乗り場へ移動します。黒島行きのフェリーは、他の離島行きのフェリーに比べて比較的空いていることが多いです。
予定通り、約30分で黒島に到着しました。この日は冬季で風が強かったものの、酔い止めを使用せずに無事黒島に到着することができました。
島内観光の移動はレンタサイクルがオススメ
黒島はそれほど大きな島ではありませんが外周が約13kmあり、徒歩で一周するとおよそ3時間は必要です。
観光の際には、自転車のレンタルがおすすめです。特に、島の外周には一部未舗装の道路があるので、太めのタイヤを持つ自転車や、より快適な移動のための電動アシスト付き自転車の利用が理想的です。
港付近にはいくつかのレンタサイクル店があるため、好みのお店で借りましょう。
私たちは「BLUE 電動アシスト自転車 レンタカー」で、頑丈な電動アシスト付き自転車をレンタルしました。
電動アシストの力強さと、太いタイヤのおかげで、未舗装の道路も快適に走行できました。
石垣島から離島、黒島での観光まとめ
- 黒島へは石垣島からフェリーで30分
- 離島ターミナルではマリアシェイクがオススメ
- 黒島へのフェリーは朝昼晩の一日3便
- 黒島での観光はレンタサイクルがオススメ
黒島での観光を終えて石垣港離島ターミナルに戻ってきたころ、離島ターミナルの駐車場ではちょうど夕日を観ることができました。
「八重山観光フェリー」のウェブサイト :
石垣島から南の島々へ|八重山観光フェリー【公式】レジャー・アクティビティなど多彩な観光ツアー
「安栄観光」のフェブサイト :
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