2017年9月のイタリア旅行記です。当時の情報と2023年現在の情報を比較しながら紹介していきます
ローマで4泊したあとベネチアに向かいます。日本から出発する前に公式サイトからチケットを予約しておきました
Trenitalia(トレニタリア)が運航しているFrecciarossaで9:50にローマ・テルミニ駅を出発、13:35にベネチア・セントルシア駅に到着する電車で約4時間の電車旅です。座席はEconomy-Standardを選びました。この時のチケット代金は2人分で€139.8でした
直近価格は変わっているかなと思って公式サイトで調べてみたら、同じ条件だと約€160~になっていました。値上がり率が高い!
イタリアにはTrenitaliaとItalo(イタロ)、2つの鉄道会社があります。Trenitaliaはイタリアの国鉄を引き継ぐかたちで運営されています。Italoはフィアットの会長などが共同出資をして2012年に開業しました。どちらも民間の鉄道会社です
ネットの口コミや記事を見ると、どちらかというとItaloのほうが機材が良い。価格はあまり差が無い。という感じでどちらを選ぶかは好みのようです。日本だとANAとJAL(こちらは航空会社ですが)の違い程度なのかなと思いました
ローマ・テルミニ駅と乗車の様子
朝のローマ・テルミニ駅は大混雑。コーヒースタンドでブラックのアイスコーヒーをお願いしてみました。「Iced caffee!」「あいすどかひー。のーしゅがー!」と、頑張ってスタンドのお兄ちゃんに伝えました
アツアツのミルクが入った甘いコーヒーを手渡されたので、笑顔で「ぐらっちぇ!」と伝えておきました
後で知りましたがイタリアでは、アイスコーヒーは「caffè freddo(カフェ・フレッド)砂糖なし」や「caffè shakerato(カフェ・シェケラート)砂糖あり」というメニュー名が一般的なようです
予約しておいた電車を掲示板で見つけましたが、到着ホームがまだ表示されていなかったので、しばらく掲示板の前で待ちます
電光掲示板がめちゃくちゃかっこ良いです!
日本の鉄道のように改札は無くて、チケットを購入したら乗車する電車にそのまま乗り込みます。車内で車掌さんが検札に来るまで、本当にこれで大丈夫なのか?とちょっと心配になりました
テルミニ駅は始発駅なので到着する車両の様子がしっかり見えて嬉しいです。車両もかっこ良い!
ロゴもかっけー!
Economy-Standardの座席は日本の新幹線よりちょっと余裕があって快適でした。スーツケース置き場に荷物をしまって着席。乗車中はずっと頭の中で「世界の車窓から」のテーマがループしていました
ベネチア・セントルシア駅到着~
お昼過ぎにベネチア・セントルシア駅に到着しました。セントルシア駅に到着する直前にベネチアに向けての橋をわたるのですが、そのあたりから社内はざわざわし始めます。もちろん私たちもベネチアに着いたのね!という感動にざわざわしました
4時間かけてここまで乗せてきてくれてありがとう!
駅から外に見えるベネチアの街は、夢の国でした
セントルシア駅前の風景を見ながらホテルに向かうためのフェリー乗り場へ
駅前広場に出てホテルに向かいます。歩いて向かう事も出来ますが、運河フェリーのほうが早いしやすいので、フェリー乗り場に向かいます
天気が良くなかったのがちょっと残念
駅舎の様子。ベネチアの街中もそうですが、街灯がレトロなのがまた良いです
駅前広場から見渡す景色はディズニーシーの上位互換でした
ガイドブックと案内板を頼りにフェリーのチケットを買って、フェリーに乗船
これから始まるベネチア観光のことを考えるとワクワクが止まりません。フェリーに乗り込む他の乗客のかたの顔もみんなワクワクしているように見えてきます
ローマ・テルミニ駅からベネチア・セントルシア駅までの様子をお伝えしました
旅程に余裕があればフィレンツェにもよりたかったな
Trenitalia公式サイトEN - Trenitalia