年明け早々、石垣島旅行に行ってみました。真冬でも日中の最高気温は25度近くに達し、夜間の最低気温も10度を超えるため、石垣島は本土に比べてとても過ごしやすい気候です。
今回の記事では、そんな1月の石垣島で地域猫たちがどのような生活をしているのか、その様子をお伝えします。
南ぬ浜町人工島の緑地公園内へ
4月から11月頃のいわゆるハイシーズンに比べると、朝晩はちょっと冷え込み、北風が強い日は日中でも肌寒くなることもある1月の石垣島です。本土の感覚だと、秋口頃の気候を思い浮かべてもらうと近いと思います。
私は猫が大好きですが、猫アレルギーのため自宅で猫を飼うことはできません。そのため、旅先では地域の猫たちと触れ合える場所をいつも探し求めています。
初めて石垣島を訪れて以来、この南ぬ浜町の緑地公園にはもう何度も訪れました。今回もレンタカーでサザンゲートブリッジを越えてやってきました。
この日は天気も良く、夕暮れ前の時間帯でも汗ばむほどの陽気でした。
緑地公園内の外周道路をゆっくり走っていると、猫さんたちを発見しました。駐車帯に車を停めて降りました。
この日の最初の出会いは、夕日に照らされて日向ぼっこをしている2匹でした。仲良く太陽の光を浴びて温まる様子に、心が癒されました。
そっと近づいて、やさしくなでなでさせてもらいました。
どこからか別の子も歩いてきて、目の前でくるりと体を丸めてゴロンと横になりました。リラックスして毛づくろいを始める様子は、見ているだけで心が和みます。本当にかわいい!
南ぬ浜町人工島の緑地公園内の東屋付近の猫さんたち
その後もう少し公園内を走り、人工島の一番東側、「南ぬ浜町 東屋」付近まで移動しました。
道路に猫が寝そべっていないか注意しながら、ゆっくりと徐行し、駐車スペースを見つけて車から降りました。
東屋の真ん中の机には、お腹を上下させながら昼寝中の三毛猫さんがいました。この日は暖かく、風もそれほど強くない、とても良い天気でした。
海の音を聞きながら気持ちよさそうに昼寝をしている様子は、見ているだけで心が和みます。
東屋付近を散策していると、次々と猫さんたちに出会うことができました。人懐っこい猫が多く、私が近づくと興味津々で近寄ってきてくれます。それがとても嬉しいです。
中には警戒心が強い子もいます。そういう子には、無理に近づかずにそっとしておくことにしました。
地域の猫たちと遊んでいるうちに、気づけば周りは猫さんでいっぱいになっていました。それぞれが微妙な距離感を保ちながらも、その様子を観察するのはとても楽しいです。
時には毛色が同じで兄弟か親子かと思われる猫の一族を見かけることもあります。しかし、毛色は様々で、多くの異なる猫さんたちに出会うことができました。
地域猫との接し方
南ぬ浜町では、地域猫の保護活動が行われているようで、ほとんどの猫さんには避妊手術の目印として「耳のカット」が施されていました。
特に猫さんが多い場所には、いくつかの注意喚起の張り紙がありました。これらは「捨て猫をしないでください」と「エサを与える場合は道路から離れた場所で行い、食べ残しやごみはきちんと持ち帰りましょう」と呼びかけています。
石垣島のボランティア団体の方々による取り組みなのか私は知りませんが、このような環境がずっと続くよう願っています。そんなことを感じた1月の石垣島のひとときでした。
南ぬ浜町 緑地公園の情報
↓参加ブログランキングはコチラ。クリックして応援して頂けると励みになります