沖縄は日本国内でありながら、独自の琉球王朝文化や息をのむような絶景スポット、そして暖かい地元の方々によって、まるで海外旅行のような気分を味わえる場所です。
青く美しい南国の海、白く美しい砂浜、色とりどりのサンゴ礁やマングローブの森、さらには世界遺産にも登録されている歴史的な城跡など、沖縄は見どころが満載です。
この記事では、沖縄への旅行を計画している方に向けて、予算の立て方を中心に、旅行の時期、おすすめの観光スポットなど、沖縄旅行を最大限に楽しむための情報を紹介します。沖縄の魅力を存分に味わいたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
旅費まとめ 2泊3日 2人で約50,000円~
東京から沖縄への旅行予算を計算しました。日程は2泊3日で、2人での旅行を想定しています。
航空券については、LCC(ローコストキャリア)のJetstarと大手キャリアのANAを比較しました。宿泊に関しては、リーズナブルな「沖縄ハーバービューホテル」と、ラグジュアリーな「ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄」の2つのオプションを比較しています。それぞれの組み合わせによる2泊3日の沖縄旅行予算は以下の通りです。
区分 | 金額 | 金額の内訳 |
---|---|---|
LCC×リーズナブルなホテル | 航空券 29,300円 | 14,650円/人 |
ホテル 19,200円 | 9,600円/泊 | |
合計 48,500円 | ||
LCC×ラグジュアリーなホテル | 航空券 29,300円 | 14,650円/人 |
ホテル 36,080円 | 18,040円/泊 | |
合計 65,380円 | ||
ANA×リーズナブルなホテル | 航空券 57,040円 | 28,520円/人 |
ホテル 19,200円 | 9,600円/泊 | |
合計 76,240円 | ||
ANA×ラグジュアリーなホテル | 航空券 57,040円 | 28,520円/人 |
ホテル 36,080円 | 18,040円/泊 | |
合計 93,120円 |
沖縄の基本情報
沖縄の気候
沖縄本島の気候は、夏は暑く湿度が高い一方で、冬は比較的温暖で、最も寒い1月でも東京の10月下旬から11月上旬程度の気候なので、一年を通して比較的過ごしやすいです。
また、5月中旬から6月下旬にかけては梅雨の時期であり、8月と9月は台風の接近リスクが高く、他の月と比べて降水量が多くなります。
気象庁のウェブサイトで確認した2023年の年間気候によると、4月から5月、7月、10月から11月は日照時間が比較的長く、降水量が少ないため過ごしやすいと言えます。さらに、オフシーズンである11月から3月は曇りの日が多く、気温もやや低めですが、その分旅費が安くなるため、狙い目とも言えます。
月 | 日最高気温 | 日最低気温 | 月間降水量 | 日照時間 | 台風接近数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1月 | 20 | 15 | 55 | 135 | ||
2月 | 22 | 17 | 78 | 105 | ||
3月 | 23 | 18 | 82 | 134 | ||
4月 | 25 | 20 | 221 | 162 | ||
5月 | 27 | 22 | 101 | 131 | 1 | 5/18梅雨入り |
6月 | 30 | 26 | 401 | 145 | 2 | 6/25梅雨明け |
7月 | 33 | 27 | 92 | 232 | 1 | |
8月 | 31 | 27 | 739 | 182 | 1 | 台風リスク高め |
9月 | 32 | 26 | 205 | 200 | 2 | 台風リスク高め |
10月 | 29 | 24 | 81 | 186 | 1 | |
11月 | 25 | 20 | 57 | 156 | ||
12月 | 22 | 17 | 183 | 94 |
沖縄の観光スポット
沖縄本島は面積が1,199km²で、東京都の約半分、政令指定都市である札幌市とほぼ同じ広さを有しています。この広大な面積には、数多くの見どころが点在しており、訪れるたびに新しい発見がある魅力的な旅行先です。
ここでは、沖縄本島の観光スポットをいくつか紹介しますが、これ以外にも多くの見どころがありますので、ぜひガイドブックなどを参考にして探してみてください。
「首里城」
首里城は、琉球王朝時代の城で、築城は14世紀末とされています(諸説あり)。正殿は1992年に復元されましたが、2019年に発生した火災で残念ながら消失してしまいました。
現在、復元作業が進行中ですが、城跡自体は非常に見ごたえがあります。
沖縄で最も賑やかな通りは、約1.6kmにわたってお土産店から居酒屋までがひしめき合っています。沖縄本島を訪れたら、絶対に立ち寄りたい場所の一つです。
戦後この1.6kmの通りの発展が目覚ましく、奇跡の1マイル(1マイル=1.6km)と呼ばれるほどの歓楽街です。
「ニライカナイ橋展望台」
那覇空港から車で約40分の距離にある、沖縄本島南部の絶景スポットの一つです。
晴れた日には、沖縄の海と空の美しさを存分に堪能できるこの場所は、ドライブコースとしても最適です。私は普段運転手としてこの道を走っていますが、いつかは助手席に座って、その絶景をじっくりと味わってみたいと思っています。
「沖縄美ら海水族館」
完成当初は世界最大だった大水槽で、ジンベエザメや巨大なマンタが悠々と泳ぐ姿を観察できます。年間入館者数は300万人を超えるほどの人気スポットです。那覇市の中心部からは車で約2時間の距離にありますが、訪れる価値のある場所です。
航空券代について
沖縄は旅行先としての人気が高く、国内の主要都市から那覇への直行便が運航されています。代表的な空港から那覇空港への直行便の飛行時間と航空券の価格の目安を以下にまとめました。
この情報は、ゴールデンウィークなどの長期休暇を避け、金曜日に出発して日曜日に帰宅するスケジュールで最安値の航空券を調査したものです(往路2024年5月17日金曜、復路2024年5月19日日曜)。
LCC(格安航空会社)を利用する場合、航空券の価格は約10,000円から20,000円程度。
大手キャリア(ANAやJALなど)を利用する場合、価格は約30,000円から50,000円程度になります。
出発空港 | 片道所要時間 | 往復便価格 | 運行会社 |
---|---|---|---|
新千歳 | 約4時間 | 28,100円 | 大手・LCC両方就航 |
成田 | 約3時間 | 14,650円 | 大手・LCC両方就航 |
仙台 | 約3時間 | 40,060円 | 大手のみ |
中部セントレア | 約2.5時間 | 21,910円 | 大手・LCC両方就航 |
関西国際空港 | 約2.5時間 | 14,440円 | 大手・LCC両方就航 |
福岡 | 約2時間 | 10,720円 | 大手・LCC両方就航 |
東京発那覇空港行きの往復便航空券価格の運行会社ごとの差は以下の通りです。
運行会社 | 出発空港 | 往復便価格 |
---|---|---|
ANA | 羽田 | 28,520円 |
JAL | 羽田 | 27,620円 |
Jetstar | 成田 | 14,650円 |
SKYmark | 成田 | 19,020円 |
ソラシドエア | 羽田 | 19,809円 |
peach | 成田 | 17,993円 |
ホテルについて
リゾート感を満喫できるラグジュアリーホテルから、カジュアルで比較的低価格のホテルまで、沖縄旅行での宿泊先は旅のスタイルに合わせて幅広い選択肢があります。Googleマップで口コミ評価が高いホテルを価格帯別に紹介します。価格は2024年2月時点の最低価格を基にしています。
沖縄ハーバービューホテル
那覇空港から車で約15分、そして那覇国際通りの入り口まで徒歩10分という絶好のアクセスを誇るこのホテルは、その便利さが大きな魅力です。
一泊9,600円からという比較的リーズナブルな価格設定も魅力的で、沖縄を満喫したいけれど旅費を抑えたい方には最適な選択肢と言えるでしょう。
ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄
このホテルは那覇空港から車で約20分、那覇国際通りまで徒歩約5分という便利な立地にあり、アクセスの良さが特徴です。
一泊は18,040円からとなっており、Googleマップでの口コミ評価が4以上の5つ星を獲得しているため、快適なリゾートステイを満喫できる素晴らしいホテルです。
ハレクラニ沖縄
那覇空港から車で約1時間半の距離に位置する、沖縄本島中央部にある高級リゾートホテルは、一度は泊まりたいと多くのウェブ記事で取り上げられるほどの人気を誇ります。
一泊56,926円からという高価格設定ですが、その価値はリゾート感を存分に満喫できる豪華な体験によって十分に補われます。
まとめ
2人で沖縄旅行を計画する場合、航空券と宿泊費を上手に抑えることで、約50,000円で2泊3日の旅行を楽しむことが可能です。もしホテルのグレードを上げたい場合は、予算を約100,000円程度に見積もると安心です。
旅費はハイシーズンに高騰する傾向にありますが、航空会社のセールなどを利用すれば、意外とお得に旅行を計画できることもあります。
沖縄本島は広く、2泊3日ではすべてを満喫するには時間が足りないかもしれませんが、何度訪れても新しい発見がある魅力的な旅行先です。この記事が皆さんの沖縄旅行計画における予算の参考になれば嬉しいです。
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(PRです)旅行ガイドブックはたくさんありますが、私は最終的にまっぷるかるるぶがしっくりきます。