東北・仙台の甘味といえば、やはり「ずんだ餅」です。枝豆をたたいて作ったずんだ餡をたっぷりかけたお餅は、東北旅行の際に一度は味わってみたい名物の一つです。
今回は仙台市内の和菓子屋さんに訪れ、実際に味わってきたので、お店の様子や感想をお伝えします。
エンドー餅店に行ってみた
JR仙台駅から車で北上すること約10分。仙台市青葉区の繁華街を抜けた先にある、閑静な住宅街の中に「エンドー餅店」があります。お店には駐車場がないため、近隣のコインパーキングを利用してから向かいます。
ずんだ餅を連想させる爽やかな緑色の看板が目を引きました。Googleマップでは「エンドー餅店」と表示されますが、実際の看板には「遠藤餅店」と書かれていたため、一瞬戸惑いました。
入店すると、ショーケースにはお餅がずらり! ずんだ餅目当てで訪れましたが、他のお餅も気になってしまうラインナップです。
お目当ては「づんだ餅」だったのですが、「極みづんだ餅」とは一体何!?とそわそわしながら説明書きを読み比べていると、スタッフの方が笑顔で違いを説明してくれました。
どちらもお餅には宮城県産の最高級もち米「みやこがね」を使用しており、違いはずんだ餡に使う枝豆とその味付けにあるとのこと。
極みづんだ餅には、甘みの強い「秘伝豆」を使用しており、味付けは砂糖と塩だけで、添加物は一切使っていないそうです。
そんな説明を聞いたら、もう「極みづんだ餅」を食べずにはいられません!
※「ずんだ」と「づんだ」の表記には諸説ありますが、エンドー餅店では「づんだ」を使用しているようです。
店内にはイートインスペースはありませんが、お目当てのお餅を無事にゲットして、ワクワクした足取りで車に戻ります。
ちなみに、お店の前には伊達政宗公が美味しそうにづんだ餅を眺めている壁画があり、ちょっとしたフォトスポットにもなっています。
極みづんだ餅とづんだおはぎを食べてみた
まずは「極みづんだ餅」(5個入り)からいただきます。箱を持つと、ずっしりとした重みが感じられます。手でひょいと一口で食べるのは少し難しそうなので、お箸を準備して、準備完了です。
開封すると、爽やかなずんだ餡の香りがふわっと立ち上ります。荒めにたたいたずんだ餡がキラキラと輝いていて、とても美しいです。
お箸をそっとずんだ餡に滑り込ませて、中のお餅を探り当て、ゆっくりと口に運びます。
ずんだ餡は甘みがかなり控えめで、枝豆の爽やかで香ばしい風味が口いっぱいに広がります。程よく砕かれた枝豆のツブツブ食感も楽しく、お餅と一緒にモチモチとした食感を楽しめます。
気がつけば完食していて、追加で買いにお店に走りたくなるような味でした。
「極みづんだ餅の餡と食べ比べしたいよね…」ということで、一緒に購入したのが、づんだ餡のおはぎ。こちらのづんだ餡は通常のづんだ餅と同じ餡だそうです。
極みづんだ餅と比べると、しっかりとした甘さがあり、餡のツブツブ感はやや控えめでした。和菓子らしい優しい甘さの餡で、こちらももちろん美味しかったです。
まとめ
宮城の名物「ずんだ餅」。仙台市内にはいくつかの有名店があり、どこで食べるか本当に迷いました。今回は車での移動だったため、中心街から少し離れたこちらのエンドー餅店にお伺いしましたが、極みづんだ餅を食べられて本当に良かったです。「こんな美味しい食べ物がこの世にあるのか!」と思わず感動しました。
また、エンドー餅店はネットショップも運営されており、仙台に行かなくてもお取り寄せで楽しむことができます。
仙台に訪れたら、また一つ立ち寄りたい場所が増えてしまいました。
エンドー餅店の情報
営業時間 8:30~18:00
定休日 木曜日
仙台名物 づんだ餅本舗 遠藤餅店ウェブサイト
づんだ餅のエンドー餅店|づんだ餅本舗|仙台名物 づんだ餅・くるみ餅・一升餅
JR仙台駅からエンドー餅店までのルート。車で約15分
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