2017年9月のイタリア旅行記の締めくくり、ミラノの様子をお伝えします
ミラノは今回の旅行の最終地点で、最終日の前に一泊しました。帰国便はミラノ空港から午前中に出発する予定だったので、ミラノ到着後の夕方の短い時間を利用して市内を観光しました
ローマ、カプリ島、ベネチアと比べてミラノの街はかなり近代的でした。ミラノには観光スポットがたくさんありますが、今回はミラノのドゥオーモ付近の散策に絞って観光をしました
ミラノ中央駅の内部はかなり近代的でしたが外観は歴史を感じました。1931年に完成したこの駅は、ローマ・テルミニ駅についでイタリアで2番目に旅客が多い駅だそうです
ミラノ中央駅から歩いてThe Westin Palace Milanにチェックイン。最終日で疲れもたまっていたのでちょっと一服
ミラノ中央駅から地下鉄でドゥオーモ駅まで向かいます。ローマの地下鉄に比べて、ミラノの地下鉄は明るくてきれいです
ドゥオーモ駅で下車。地下鉄構内から地上に出てくると目の前はミラノのドゥオーモ!
約500年をかけて1813年に完成した世界最大級のゴシック建築だそうです。100本以上の尖塔の頂点ひとつひとつには聖人が立っていて、正面からはちょっと見えませんが一番高い尖塔には金のマリア像が立っています
夕日に照らされたドゥオーモを広場からしばらく眺めて過ごしました
近づいてみるとみっしりと装飾がされています。じっくりみているとその細かさにめまいがしてくるほどでした
夕方の時間でも広場はたくさんの人であふれていました。ドゥオーモを背にして眺める広場の様子もまたきれいでした
ドゥオーモの周囲をぐるっと回った後は広場の北側にある、ヴィットーリオ・エマヌーレ2世のガッレリアに向かいました
1800年代に建設されたこのガッレリアは4階建てのアーケードになっていて、内部にはハイブランド店やレストラン、カフェなどたくさんのショップが入ったショッピングモールになっています。東京ディズニーランドのワールドバザールはこのガッレリアをモデルに作られているそうです
ドウォーモを観た時の感動は衝撃的で、しばらくこんなに感動することはないだろうなと思っていましたが、ガッレリア内部に入って、またすぐに衝撃的に感動しました
建物のインパクトが強すぎて入居しているショップが目に入ってきません!
ドウォーモとガッレリアを堪能した後はお土産を物色してまわりました
小腹が空いてきたところで、旅行中に一度は食べたいと思っていた、ナポリ名物のお菓子「ババ」を見つけたので買ってみました
ポーランドが発祥でその後、パリ、イタリアのナポリに伝わったお菓子だそうです
ブリオッシュパンをシロップに付けたお菓子で、伝わるかどうかわかりませんが、ショートケーキの下のほうのシロップで少しびしゃっとしたあたりが大好きな私には最高のおやつでした
食べ歩きをするようなお菓子だそうですが、手がシロップでべたべたになるので食べるときはそれなりに覚悟が必要です
イタリア旅行最終日。旅行中は魚介メニューが中心だったのでイタリアっぽくないごはんが食べたくなってきていました。ホテルの近くのバーガー屋さんでイタリア最後の晩餐です
イタリア語でジャガイモは「Patata(ぱたーた)」って表記します。旅行最終日効果なのか今ではよくわからないのですが、このPatataっていう響きが印象的で、帰国後もパタタが私たちの間でしばらくブームになっていました
あっという間の6泊7日。2017年9月の旅行はこれでおしまいです
ミラノの街は帰国便に安心して間に合うようにするために、ちょっと寄っただけでしたが、ミラノのドゥオーモとガッレリアをぐるっと散策しただけなのに強烈な印象が残っています
いつかはミラノをメインの旅行先にするイタリア旅行も計画してみたいと思いました